2009年5月
展示団体追加:島田療育センターピコピコルーム
昨年も展示をお願いしていた(島田療育センターピコピコルーム)の展示が決まりました。
ここは,AAC機器を取り入れた療育の実践や自作のワンクリック絵本を展示して下さっています。
活動のwebには,昨年のマジカルでの様子も詳しく紹介して下さっています。
島田療育センターだけでなく全国の様々な療育センターや医療機関,学校でAACが浸透してくれると子どもたちの世界も大きく変わってくると思います。
usbインターフェースキット
パソコンにスイッチをつなげるのは以前は大変苦労していました。
もっとも普及していたPC98では,マウスが標準ではなかったのでRS232C端子にインターフェースボードを付けて,特殊なソフトを使ってなんてことをしていましたし,MSXのゲームパッドのインターフェースにジャンクションボックスを付けるなどしていました。
また,周辺装置もけっこう高かったので,キーボードやマウスを改造するのにもけっこう勇気がいりました。
しかし,今はマウスが標準の入力装置になっていますし,安価な物なら1000円ぐらいで買えます。そこで,マウスを改造して左クリックを引き出せるように改造し,入力装置にするのが,一番お手軽になっています。
しかし,ちょっと込み入った操作がしたいという事になると,アクセスやテクノツールで売っている入力インターフェースが必要になります。
そこで,自作のUSB入力インターフェースが作れるキットを見つけました。
AVR-USBマイコンボード AT90USB162

以前ならパソコンにつなげるためのボードが別に必要になったりなど1万円以上かかった物が,1890円で作れるのですから,ずいぶん手軽になった感じです。
まあ,1000円のマウスよりは高いですが,電気工作に興味のある人にはおもしろいかもしれません。
ヒライー・ポッターの 「特別支援教育とアシスティブ・テクノロジーとICT」
知り合いの先生がつっているwebサイトです。
ヒライー・ポッターの 「特別支援教育とアシスティブ・テクノロジーとICT」
数年前に研修で大学に行かれていた事もあり,様々な情報がwebで紹介されてます。
現在は,知的障害の学校にお勤めなので,ICTよりも畑仕事の方が多いと,お話しされていますが,それでもブログなどで情報発信をされていますので,いろいろと参考になります。
ソフトや自作された教材など,詳しく書かれています。
安価なVOCA
VOCAの定番といえばトーキングエイドです。20年以上も発売されている,このコミュニケーション機器によって,たくさんの障害者が自分の気持ちを伝える事が出来ました。
しかし,文字が理解できていないといけませんし,音声の理解まではという方にとっては,15年ほど前に登場したビッグマックが特別支援学校では,一番たくさんある整備されていると思います。
これも,時代とともに形や昨日が変わってきているので,様々な機能が付加されています。学校の中でもいろいろと使われているのですが,よく使われるにしたがって,困った事も出てきています。つまり「台数が足りない」という事です。1個が20,000円もするので,たくさんの台数を学校の予算で買う事が出来ません。
なので,安価なVOCAがないか,よく相談されます。
というわけで,いくつかの製品を・・・・

1セットは9,870円ですが3つあるので,1つあたりは3,300円弱。スイッチを付ける事は出来ませんが,絵カードを貼り付ける事も出来ますし,用途を限ればいろいろと利用できそうです。

スイッチジャックがないモデルなら3,045円
スイッチジャックが1つなら4,515円
スイッチジャックが2つな5,565円とのことです。
電気工作が得意なら,ジャックがないモデルを買って,スイッチを付ければ4,000円以内でおさまります。
京急の電車の形をしたボイスメモです。
1,250円と安価なのですが,改造をした所,ケースが柔らかく,基盤の配線も細かいので,スイッチを付けるのには向いていないようです。そのまま,天井にあるボタンをスイッチにして操作できる人向きのようです。
前回のマジカルイベントで作った「どなーる」です。音量が大きく,いろいろとカスタマイズできるのが,ポイントです。
障害児の医療・福祉・教育の手引き
日本肢体不自由児協会のwebに表記の本のweb版が載っています。
「障害児の医療・福祉・教育の手引き」教育編
「障害児の医療・福祉・教育の手引き」福祉制度編
「障害児の医療・福祉・教育の手引き」医療編
本会では、独立行政法人福祉医療機構の助成事業により、平成17年度に「障害児の医療・福祉・教育の手引き(福祉制度編)」を作成・配布および本会ホーム ページに掲載し、肢体不自由児とその家族へ情報提供並びに一般市民への情報提供を行い、肢体不自由児(者)についての理解の促進と啓発に努めました。
との事なので,専門書というよりも基本的な事を書き,あまりよく分かっていない家族の方への情報提供や,一般の方への理解啓発のためにwebでの公開をしているようです。
この中の,教育編ではコミュニケーション指導での重要な点にAACがあると述べられています。また,「役立つ書籍と雑誌」にマジカルの本も紹介されていました。
http://cgi.jsrpd.jp/~jsdc/education/3-4.html
pdf版もあるので,ダウンロードして印刷する事も可能になっています。
デジタル絵本
社会福祉法人 全国心身障害児福祉財団のwebサイトにデジタル絵本が登録されています。
コンテンツとしては4つ
- とっとことっとこじゃんじゃらじゃん
- かにちゃんオーエス かめちゃんオーエス
- いちべえぬまの101ちゃん
- だるまちゃんはるのうたふゆのうた
- だるまちゃん きつねちゃん
どれも かこさとし さんの作品です。子どもの時に読んだ事のある人もいるのでは。FLASHで作られていて,音声も入っています。インターネットにつながっていないと再生できないので病院内学級や訪問のお子さんに使うには工夫がいりますが,インターネットに常時つながっているのなら,使えそうですね。
本の紹介「ケータイで障がいのある子とちょこっとコミュニケーション」
ケータイで障がいのある子とちょこっとコミュニケーション (学研のヒューマンケアブックス) 著者:坂井 聡,宮崎 英一
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出版社 / 著者からの内容紹介
携帯電話に保存できる289種類の動画が相手に伝えたいことを的確に表現する「ちょっコミモバイル」、動画のデータを使って絵カードを作成する「ちょっコ ミカード」、コミュニケーションの特徴を自動的にグラフ化する「コミュニケーション記録シート」、あとどれくらい待てばいいのかを携帯電話が視覚的に教え てくれる「タイムエンドモバイル」の4つのソフトでコミュニケーションをサポート
CD-ROM付きで,動画のデータが携帯に入れてコミュニケーションに使えるそうです。
また,購入していないので,手元にないのですが,ここでお試し版の動画が見られるようです。早く手に入れて試してみたいです。ただし,私はphsとe-mobileという,携帯とはいえない端末なので,どう動作するかが微妙なのですが・・・
PPTの教材紹介
特別支援教育関係というわけではありませんが,PPTを使った教材を登録してあるサイトを見つけたので,ご紹介します。
e-Teachers
http://eteachers.chieru.net/web/
データのダウンロードは学校の先生か教育関係者でないと出来ないようなのですが,
サンプルも紹介されていますし,学校の先生方なら,ぜひ登録して試してみてはいかがでしょうか?
また,以前にも紹介しましたが,マイクロソフトでは特別支援教育向けのPPTデータを登録してあります。
こちらは,登録無しでダウンロードできます。参考にして下さい。
特別支援教育でのPowerPoint活用
http://www.microsoft.com/japan/enable/ppt/default.mspx
製作講座参加について
28回イベントの製作講座について,お問い合わせをいただいたので,ここにも記したいと思います。
例年ですと,製作講座は定員を設けて事前申し込み形式にしていました。
しかし,人気もあり,20名の定員はすぐにいっぱいになり,だいたい倍の40名ぐらいの申し込み受付をしていました。
それでも,最終的にはいっぱいになってお断りしていましたが,夏休みにせっかく遠路はるばる来て下さるかたもいるので,今年については定員制をやめる事にしました。
しかし,もしかすると自由製作なので勝手に作る事になっていて教えてもらえないのでは?という疑問もあったようです。
確かに,好きな物を作っていただくことにしていますし,何回も来て下さっている方は,自由に作ってるのですが,初心者の方もいるので我々スタッフに相談していたければ作り方についてはアドバイスしますし,お手伝いしながら作る事になります。
会場には,作る物ごとのテーブルを分けて,棒スイッチならこのテーブル,BDアダプターならこのテーブル,というようにしようと考えています。
また,機器展示も平行して開いているので,そちらに参加してから来る事も可能です。
ただし,用意している材料には限りがあるので,早めに来て頂かないと無くなる物もあるかもしれません。その点はご了解下さい。
←こちらをクリックしてくれると元気が出ます!(^.^)

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